【韓日字幕翻訳】通信基礎講座が終わりました

さて、2月に一度だけチラっと書きました、韓日字幕翻訳を学び始める…という話。その後、ブログでは特に言及していませんでした。10月半ばに通信基礎講座を終えました~!

5月から始めて、途中でお盆休みがあったり、韓国に行ったときに私がお休みを入れたりしたので、少し長くかかりました。

今日はその講座を振り返っていきます。

通信講座にした理由

私は地方在住です。新幹線が一応通っているところに住んでいます。東京駅まで新幹線移動だけで4時間かかりますし、飛行機も高いので、通学はほぼ無理でした。というわけで、通信にするしかなかったんです。

通学のほうが、同じクラスの生徒の訳と先生からのフィードバックから、新たな視点でいろいろ学ぶことができますし、仲間もできますよね。

ですから、本音では通学コースにしたかったのですが、通信には通信の良さがあると信じて、申し込みました!

もし迷っている方がいらしたら、これから紹介する通信講座のメリットについて読んで、参考にしていただければと思います。

通信講座でよかったこと(その1)

先生への質問は無制限!と、初回説明会でお聞きしました。それが一番のメリットです。

ちなみに私はスクール選びは慎重にしたかったので、その時だけ東京へ見学に行きました。初回無料講座というのも開催しているスクールですが、日程が合わず、個人的に訪問して説明していただいたんです。

話がそれましたが、質問無制限!というのが私には魅力的でした。学生時代から私は塾や予備校へは全く行ったことがなくて、某通信教育を受けていました。その時も毎月届く質問用紙をあますことなく使い切って質問しまくっていました。

もちろん、学校の先生のところへも質問しにいっていましたが、人気ある先生って別の誰かが質問していたりするもので…。それから、いっぱいいっぱいそうな先生を目にすると、なんだか遠慮しちゃうところもあったなあ…。

通信ならば、他の生徒に遠慮せずに先生に細かいところまで質問することができます。今回もそうしました。

毎回、細かいところまで訊いていたので、そうですね~…、大体平均して毎回10~15個くらいは質問していました。それに対し、しっかりフィードバックがありました。写真を見てください。赤いのは先生からの質問の答えです。

この写真は質問が少ないときのもので、多いときは2枚にわたって細かく答えてくださいました。大切なところにはマーカーを引いて目立たせています。

参考までに、質問以外の添削のページは、以下のような感じでして、一つひとつ丁寧に添削の赤字が入りました。しょっちゅう指摘が入る項目については付箋をでかでかと貼って、次の添削に生かすようにしました。

上の写真にように、全10回の基礎講座で、40ポケットのクリアファイルがたくさん!(専用ソフトSSTのファイルも一緒に写っていますが…)

今後のバイブルとなると思っています。

通信講座でよかったこと(その2)

それは、時間が自由であるということ。私は疾患があって体調の波が激しく、決まった時間に決まったことをコンスタントにこなすのが難しい状況にあります。

そんな中、自分が取り組みたいときに取り組みたいだけ課題をこなすというのが合っていたのかもしれません。私のスクールは隔週提出だったので、2週間の間にフレキシブルに自分の時間を使うことができました。

また、2週間のちょうど真ん中で、前回の添削が返ってくるというスケジュールになっていたので、ある程度取り組んでおいて、戻ってきた添削のアドバイスを生かし、次の提出に間に合わせることができます。

ここは学校によって異なっていると思いますが、私には隔週提出のリズムが合っていました。

少しだけ残念だったこと

そんなに不満はありませんが、スクール側で課外講座を年1回開いてくださって、先輩翻訳者のお話を聞いたり、仲間を作ったりする機会が用意されていたにもかかわらず、私のほうの理由で参加できませんでした。

これは単なる要望ですが、孤独になりやすい環境なので、年2回くらいは開催してほしなって思いました。この要望はスクール側にも伝えてみました!

ただし、性格的に他の生徒と比べて落ち込みやすい私が、「自分はダメだ…」と劣等感を抱くことはなかったのは、通信だったからかもしれません。あ、結局メリットを語っている…!

まあ、評価でいちいち落ち込むことも、あるにはありましたが~~~^^;;

字幕翻訳者の心構え~神は細部に宿る~

先生との相性も理由かもしれませんが、私は全10回で字幕翻訳者の心構えも少しは学べたと思っています。教材に毎回、心構えみたいなものが添えてありました。何の気なしに読んでいましたが、ある時からとても大切なことなんだ!と気づいたんです。

特に心に残っているのは、「神は細部に宿る」というアドバイスです。字幕翻訳は、字数制限があるので、言っているセリフは一から十まで訳す必要がないというか、それができません。だからといって、うやむやなところをカットしていいというわけではありません!!

訳すべきところとそれほど重要でないところを判断する力が求められます。もし「うやむやだし、まあ、いっか~」と、なんとなーくカットして訳出しなかったセリフが、後で物語の伏線だった…!ということが分かったら大変!!

申し送りもつけないといけないですし、細かな気づきも求められるようです。うれしかったのは、意味不明のセリフをとことん調べて申し送りをつけて提出したら(訳出はしませんでしたが)、先生に「ここに申し送りを付けた生徒はあなたが初めてです」と言われたこと。

今後も細部まで観察して、適切に取捨選択し、訳出していきたいという気持ちになりました。

おわりに

ざっと振り返ってみました。講座全体を通して思ったのは、字幕翻訳は、文字数など見た目のアウトプットが少ないですが、その分、いろんな思いが凝縮されています。

訳に悩み、意味を調査し、ニュアンスを取捨選択し…。そしてなにより、映像というもの、製作者の意図を忘れてはなりません。「何を伝えたいのか」をくみ取って視聴者に届ける仕事です。っていいきれるほどまだまだ偉くないけど…。

基礎講座のあとは、専用ソフトのSST講座を受けています。その後、年明けからは実践講座も受ける予定です。まだまだ全課程修了までは長いですし、本当に仕事するとなったら、それこそ死ぬほど長い道のりがまっています。

韓国語の勉強も続けながら、テレビや画面ごしの視聴者に、製作者の意図を届ける黒子字幕翻訳者を目指してがんばります!!

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