聞き取れない時、映像と文脈に立ち戻ることの大切さ

今日は、勉強法の話ではありません。5年くらいドラマのディクテーションをしてきて、忘れかけていたことを振り返る機会があったので記事にすることにしました。

映像翻訳の通信講座も始めたことだし、ドラマのパダスギも再開しようかなあと思っているところです。通信講座の課題はきちんとやって、今までTOPIK対策をやってきた時間は、ドラマのパダスギを、と。

擬声語・擬態語もやっています。ただ、毎日まいにち擬声語・擬態語の暗記ですと単調になってきて、つまらないというのも正直なところであります。

さて、本題。5年前に分からなかった部分がありました。台本と突き合わせても、「なぜこの単語?」と思う部分があったんです。辞書で探しても、場面に合いそうな意味はない模様。こんな会話がありました。

동우:눈 좀 붙여요.
도영:서울 지리 모르잖아요.
동우:네비게이션 열심히 보고 있어요. 날 믿고 한번 눈 감고 있어 봐요. 거참 말 안 듣네.
도영:우리 인생에도 네비게이션이 있음 참 좋겠죠.
동우:난 별로요. 어쩔 땐 더 멀고 엉뚱한 길을 가르쳐 주기도 하잖아요. 목적지에 닿긴 닿지만.
도영:맞아요. 나도 잘못된 곳을 한번 찍고 왔어요.
동우:인생에서요? 목적지는 어디였는데?
도영:행복하고 따뜻하고 빛나는 곳.
동우:맞게 왔네 그럼! 잘못 들렀던 데는 잊어버려요.
도영:그러구 싶어요 …

「태양의 여자 」제7회

赤字の所、찍다짓다説もあったんですが、イントネーションが少々高くなっているので、濃音かと。で、台本で探すと、やはり찍다で。でも、なぜここで찍다なのか分かりませんでした。

찍다でまず思い浮かぶ意味は、写真を「撮る」などの찍다でしょうか。

朝鮮語辞典には、(粉や液体などを)つける、突き刺す、印刷する、(点などを)打つ、型に押す、指摘する、投票する…などの意味も載っています。韓韓を引くと、試験などでマークシートのどれかを選択するっていう意味でも찍다を使うらしいです。

頭の良い方なら、ここでもうお気づきかもしれませんが…。

私はもう分からないワールドに突入してしまったので、上の意味のどれでもなく、何かもっと別の意味があるのでは?と思い込み、映像を見返さないまま、辞書やら検索やらで探しまくる有り様。

それでも分からなくて、5年間も分からないなんてどうかしてるよな・・・と思い、cafetalkのcaoli先生にお尋ねしてみました。すると、1発で解決!

「この場面、ナビの話してますよね? ナビで、目的地を設定して、ピンみたいなのを立てる時、찍다を使います」

ということでした!!つまり、上に書いた数個の意味の中の、「(点などを)打つ」に相当するようです。

そう、2人は、カーナビを人生に例えて話しているんです。ドヨンは、人生にナビがあったら、という例え話をしていて、自分は間違った目的地を設定したと言ってるんですね。

ちなみに、この部分の吹き替え訳や字幕訳は「私も間違った道を通った」「私は誤った道を通った」となっており、その訳にも引っ張られて、私は混乱しました。

聞き取れない時、映像や文脈、状況に多くのヒントがあるのにもかかわらず、状況も考えずに、辞書やPCばかり見つめてもドツボにはまるなあ~と思ったのです。

原点回帰といいましょうか、頭を一度白くして、映像に戻ることの大切さを知りました。

現在は、字幕課題を進める際に、スクリプトが用意されています。いつまでスクリプトくれるのか、そのスクリプトがどこまで正しいのか、その辺は分かりません。

(追記:同じスクールっぽい人が、最後の方はスクリプトがないと書いてあるある人のブログを読みました。韓国語の人だったのかはうろ覚えです、すみません)

きっと聞き取れない場合も増えるでしょう。そんな時は、今回のように、映像や文脈に立ち戻って考えたいと思います!

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コメント

  1. mingming より:

    お早うございます。
    みゅりえさんの講座は聞き取りのための講座ではなく、セリフの内容とニュアンスを限られた字数でドンピシャの日本語にすることが目的の講座なので、台本なしということはないのでは?

    プロの方も映像だけでなく、台本ももらって字幕をつけているはずですし。

    もっとも、俳優さんのアドリブもあるでしょうし、場面の切り替わるタイミングとか、口調や表情も踏まえての字幕作りなので、台本は補助資料の位置付けかと思います。

    • みゅりえ より:

      >mingmingさん

      お久しぶりです、こんにちは~。
      はい、おっしゃる通り翻訳講座なので、台本は基本的には用意されると思います。
      初回は課題シーンのスクリプトが送られてきました。
      ただ、同じスクールっぽい人(確か韓国語だったと思うけどうろ覚え)が、
      どの段階なのか正確には分かりませんが、
      後半の課題は台本なしだったとブログに書いていました…。

      ですので、
      「聞取りの練習を出来る時間があなら、耳を鍛えておいた方がよい」
      「文脈をよく考えて、何のことを言っているのか推測したい」と思いました。
      私の文章がぼやけているので、伝わってなかったのかも。すみません…。