入門編のラジオを終了した後、2014年秋~年末まで基礎と語彙を固めることにしました。その際、取り組んだのが、「しっかり身につく韓国語トレーニングブック (CD book)」です。
中級版もありますが、緑色のは初級版です。
噂では、”体育会系な問題集”と聞いていました。「地獄本」という言葉さえ聞いたような?!それは本当で、これでもかー!というくらい、練習問題をとにかくいっぱい解かせます。
<1課ごとの流れ>
- 1課につき簡単な文法事項説明
- 10個の新出単語を覚える(音声あり)
- 覚えた文法と単語を使って文を組み立てる練習
- また別の新出単語を10個覚える(音声あり)
- またさらに文を組み立てる練習
- 日本語を韓国語にする作文
- CDを聞いての穴埋め問題(音声あり)
こんな感じ。私は1課に約1時間ちょっとかかりました。後半になるにつれてだんだん難しくなってくるように感じたので、もっとかかった気がします。
<良かった点>とにかく練習量が多いので、語彙習得とともに自然に文型が身につくこと。
<イマイチな点>時折解答に誤植あり、初級者を悩ませる。初級者なので自分が間違っているのではないか?と思いつつ、誰かに聞いてみたところ、解答が間違っていることがある^^; 解答に疑心暗鬼になったものの間違っていなくて自分が勘違いしていることも…^^;
<注 意 点>個人的意見ですが、入門の1冊目でこのテキストを買ってしまうと、めげちゃう可能性があります。文法説明は明快かもしれませんが、あっさりしすぎな感じ。もう少し詳しい説明がほしいところ。発行しているべレ出版のサイトを見ても「入門、初級、中級、上級」の段階のうち、初級~中級レベルをカバーしているとのことです。
ちなみに、私はこの時点(勉強初めて半年ちょっと)ではハングル検定などの検定試験は一切受験していませんでした。それでも次の春にハン検4級に余裕で合格できたのは、この問題集で基礎語彙を身に付けたのが効いたかなーという印象です。